
注文住宅で何も考えずにニッチや飾り棚を作った結果、「こんなはずではなかった」と後悔する人は少なくありません。見た目のおしゃれさだけで設置してしまうと、使い道が分からず、気づけば存在感のない空間になってしまうこともあります。
そこで今回は、注文住宅でニッチや飾り棚を作る際に知っておきたい注意点について、具体例を交えながら詳しく見ていきましょう。
目次
1. 何を置く・飾るのかを事前に明確にする
ニッチや飾り棚を設けるうえで最も大切なのが、「何を置くのか」「何を飾るのか」をはっきり決めておくことです。
「とりあえずおしゃれそうだから」「モデルハウスにあったから」という理由だけで設置してしまうと、実際の生活の中で使い道が見つからず、後悔する可能性が高くなります。
注文住宅を建てる際は、
- ここにはニッチを作って○○を置く
- この飾り棚には△△を飾る
といったように、具体的にイメージしておくことが重要です。
例えば、
- 玄関のニッチには鍵や印鑑を置く
- 廊下の飾り棚にはお気に入りのフィギュアや写真を飾る
など、用途が明確であれば、完成後に「使わない空間」になることを防げます。
2. 家族全員で使い方を相談しておく
家族がいる場合は、ニッチや飾り棚の使い方を事前に家族全員で相談しておくことも欠かせません。
例えば、
- 自分は何も置かず、タイルを貼って間接照明を当てた空間にしたい
- 配偶者は小物や雑貨を飾りたい
- 子どもはフィギュアやおもちゃを置きたい
といったように、意見がバラバラになることはよくあります。
こうした認識のズレを放置したまま設置してしまうと、完成後に「思っていたのと違う」「勝手に物を置かれた」といった不満につながりかねません。
そのため、設計段階で
- どの場所に
- 誰が
- 何を置く・飾るのか
を家族で話し合い、お互いに妥協できるポイントを見つけながら決めておくことが大切です。
3. 掃除の手間がかかることを理解しておく
ニッチや飾り棚は、小物や雑貨を置くことが多いため、意外と掃除が大変です。物が多いほど、ほこりが溜まりやすく、掃除のたびに一つひとつ動かす必要があります。
その結果、
- 誰が掃除をするのかで揉める
- 掃除が面倒になり、次第にほこりが溜まる
- 見た目が気になって使わなくなる
といったケースも少なくありません。
せっかく費用をかけて作ったニッチや飾り棚が使われなくなってしまうのは非常にもったいないことです。
設置を検討する際は、
- 誰が掃除を担当するのか
- 掃除の頻度はどれくらいにするのか
といった点まで含めて考えておくと、後悔を防ぎやすくなります。
4. 家具配置とのバランスを考慮する
ニッチや飾り棚を作る際に意外と見落としがちなのが、家具配置とのバランスです。
設計段階ではきれいに見えていても、実際に
- ソファ
- テレビボード
- 収納家具
などを配置した結果、ニッチや飾り棚が家具に隠れてしまうというケースも珍しくありません。
そうならないためにも、
- 家具をどこに置く予定なのか
- 家具の高さや奥行きはどれくらいか
といった点をあらかじめ想定したうえで、ニッチや飾り棚の位置を決めることが重要です。
5. ニッチ・飾り棚は「目的ありき」で検討する
このように、注文住宅でニッチや飾り棚を作る際には、デザイン性だけでなく、使い勝手や暮らし方をしっかり考えることが欠かせません。
- 何を置く・飾るのか
- 家族での使い方の共有
- 掃除のしやすさ
- 家具配置とのバランス
これらを事前に整理しておくだけで、「作らなければよかった」という後悔を大きく減らすことができます。
ニッチや飾り棚の設置を検討している方は、ぜひこれらのポイントを頭に入れたうえで、満足度の高い注文住宅づくりを進めていきましょう。